「ジオパーク」って何?
ジオパークは造語
最近、「ジオパーク」というワードをよく見聞きする気がするのですが、何となく、公園?自然保護公園?て感じがしますよね。そこで、ちょっと調べてみることにしました。
ジオパークとは「地球・大地(ジオ=Geo)」と「公園(パーク=Park)」を組み合わせた造語です。
【目次】
世界遺産とジオパーク
現在、日本には43地域のジオパークがあるそうです。そのうちユネスコ世界ジオパークに9地域が認定されているとのことです。
世界遺産とは「世界遺産条約」によって人類共通の宝物として過去、現在、未来の世代へと引き継いでいくべき貴重な文化遺産や自然遺産のことです。
これに対してジオパークは地質学的価値を持つ貴重な地域を保全することと地域の振興や教育、科学振興等が目的になっています。
また、世界遺産では人類共通の宝の保護を重視しているのに対して、ジオパークでは、保護と遺産の積極的な活用を目的としています。
世界のジオパーク
日本ではジオパーク認定されている地域が43地域その中でユネスコ世界ジオパークに認定されているのは9地域です。2018年の資料ではユネスコ世界ジオパークは世界38カ国140地域。国別では中国37件、スペイン12件、イタリア受験、イギリスとフランスが7間と続いています。
中国はさすがに国土が広いからたくさんありますね。
まとめ
ジオパークは、4年に一度の再審査が行われ、そこで品質の維持と向上をチェックされます。
これを、われわれ訪問者目線で考えると、歴史や文化に触れる機会や、しっかりと環境保全された景色に出会えるということですよね。
旅賢者としては、世界のジオパークをめぐって旅行するのも面白いかもしれませんね。
それでは今日はこれまでといたしましょう。